サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第2章『それって、しあわせ?』
将来の『夢』が あれば、本当に しあわせ?


■ 将来の『夢』が あれば、
本当に しあわせ?(4/4)


『キレイな「夢」ばかりを
思い描く人々と、
メディアの責任』





『夢 の 危険性』
語り終えた ミューラー は…


しかし 最後に、
こんな話
してくれました。





ちなみにですが、

昨今の 世の人々の
「夢というものへの 勘違い」
の 一因には…





各種メディア による

過剰な
『夢を目指すことの 美化』

もあるのでは…?と、

ふきくんの お宅で
ネットや テレビを見ていて、
私は感じるように
なりました。





ミューラー が、

室内の テレビや 本棚、
パソコンを見つめつつ、
そう 言いました。








世の中で
語られている
「夢」の 経験談 は、

ほとんどが
『成功したケース』
についてのものです。





それは、ある意味
当然です。

誰だって、
『誰かが 夢を目指して、
でも 失敗してしまった話』

なんて、

無価値に思えて
聞きたくもない
はずですから…





話を聞くほうの人間が
「夢を目指している途中」
だったら、

よけいに
そう思うよね。





『夢に向かって走っている
自分の心に
迷いが出るような話は、
やめてくれ!』


みたいな。





ネック の 言葉に、

ミューラー が、
うなずきました。





ただ、
それが 結果的に、

夢の「メリット部分」
だけを 抽出
した、

『都合よく ゆがめた
物の見方』


人々に植えつけて
しまっている側面も
あると思うのです。





実際には、

「夢が達成される確率」は 低く、
「失敗する確率」は 大きい

ものです。


なのに、
その『現実』が
覆い隠されてしまって
いる
から…





今の人間さんたちの
語る「夢」も、

過剰に大きくなって、
現実味を欠いて

しまったり、

『地道な 努力』の 軽視に
つながってしまったり

するのでは
ないでしょうか。





『地道な努力の 軽視』


今の ふき には、
重く刺さる言葉です。







目標に向かって
『地道で的確な 努力』を 重ね…


「自分自身の失敗」は
もちろん、
「他人の失敗談」の 中からも
解決のヒントを見い出し


さらに
『運』にも 恵まれた
小数の人たちだけが…





『大きな夢の 実現(成功)』
に 至れるのです。




 









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『まきもしない種からは、
「花」は 決して咲かない』





ここで ミューラー は、
ハッとした顔になり、

ふき に ほほえみを
向けました。





そういえば
私は 以前に、

このような「たとえ話」を、
目にしたことがあります。


『夢というものは、
植物の 生長のようなもの』

だと…





「植物」の
ようなもの…?





『夢 の 実現』という
「花」を 咲かせるためには、

どんなに小さくても良いから
『最初の 1歩』という
「種」を まき、

『地道で適切な努力』
という名の「水」
与え続ける必要がある


といった意味ですね。






「夢を 持っただけで
満足しちゃってる」

人たちって、

言ってみりゃ、
『植木鉢を 買ってきただけで、
種もまかずに
満足しちゃってる』

みたいなものよね。





これで
『花を咲かそう!』とか、

ムシが 良すぎってか、
矛盾 してるよね。





まきもしない種から、
「花」が 咲くわけないじゃん。


『魔法使い』じゃ
あるまいし。





ネック の たとえは
簡素ですが、

それだけに
ふき の 心に、ストレートに
グサリと来ます。









『登りたい山がある!』
と 言いながら、

その山の「登山道」も
調べず、


登るための「体力づくり」を
するわけでもなく…





たまに、その山を
遠くから眺めて、

『その山の登頂に
成功した自分』
を 想像
して
ニヤニヤしているだけの日々

なんて、

あまりに 寂しい
ですよね…





ミューラー の 言葉に、

ネック が「うんうん」と
うなずきました。





分かった、ふき


あんたも、
将来「プランター」に
なりたいなら、

その グッチャグチャの
アイディアメモ用紙の 群れ


死ぬ気で
まとめなさいよ?






「プランター」じゃなくて、
『プランナー』だよ、
ネックさん…


プランターは、
「植木鉢」のことだよ…








そんなことを考えた
ふき でしたが、


たしかに、
これらの アイディアメモの
内容を整理し、
まとめる
ことは、

自分の夢を
形にするための「種」


『必要な 最初の1歩』
と 言えそうです。





結果的に、

またも 自分の「しあわせ」
否定されてしまった

ふき でしたが、


一方で
その心の中に、

『一筋の光』が 見えた
気も するのでした。




  





「恋に 恋する」という
言葉がありますが、

『夢を 夢見ている』だけで
足を止めてしまっている
人間さんが、

今の世の中には
あまりに多いように、
私は感じております。



「夢」とは、
『かなえるための目標』
です。

なのに、
それをかなえるための
「実際の行動」も おこさず
に、

『自分は夢を持っているから、
人生が輝いている!
人生が充実している!』

などと 安心してしまうのは、

本末転倒 では
ないでしょうか?



あなたの大切な夢を、
「単なるアクセサリー」として
終わらせてしまうかどうかは、

あなた自身が、
『今 この一瞬一瞬の時間』
を どう使うか?

に かかっています。


「花を咲かせられるかどうか」は、
その積み重ねの『果て』にある…

という事実を、

どうか、
忘れずにいてください。


【下へ 続きます】



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