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第3章『しあわせ の「正体」』→ 見習い神さまは キツネ娘 |
ふき が 勢いよく 玄関のドアを開けると、 ![]() そこには、 ちょっと変わった 巫女服のようなものを着た、 小柄な娘さん が 立っておりました。 その子は、 ふき の 姿を確認すると、 パッと安堵の笑顔を 見せるも、 すぐに 恥ずかしそうに うつむいてしまいました。 すらり と のびた 「耳」や「ヒゲ」、 やわらかく左右に ふられている「シッポ」が… いやはや… 実に 愛ら… しい… ![]() その子を見おろしている ふき の 顔から、 先ほどまでの興奮 が しゅわしゅわ〜 と 揮発していきました…… ![]() その時、 ふき の 背後の 開け放してある窓 から、 空気をあおぐ フワン とした音が、 軽やかに 部屋の中に 入ってきました。 トンビ紳士の ご帰宅 です。 | |
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玄関に立ちつくしている ふき を 見つけて、 ミューラー が ニコニコ顔で歩いてきます。 | |
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唖然とした表情のまま ポツポツと つぶやく ふき の 言葉を聞いて、 うつむいていた 娘さんが ハッと顔を上げて、 大あわてで 訂正しました。 | |
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「修行」という 意外な言葉に、 今度は ふき のほうが 大あわてになりました。 | |
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キツネ娘は 動転して、 前足で「グー」をつくり、 内股ぎみの両足を 高速で足踏みさせながら、 半泣きになっています。 その時 ふと、 ふき の 脳裏に、 先日の ミューラーたちの 言葉が よみがえりました。 『「キツネ の おじいさん」 という方のもとで、 お弟子さんをされている、 キツネの娘さん』… たしか 名前は… ![]() |