サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第4章『「DNAの生存本能」で「しあわせ」を考える』
それでは、「しあわせ」の 正体とは?


■ それでは、「しあわせ」の
正体とは?(2/2)


『驚愕すべき、
「しあわせ」の 正体』





まず、「DNA」の
根本的な目的
は、

『 DNA 自身を
生きのびさせること 』

にあります。




『生存本能』
(せいぞんほんのう)

などという言葉で
表現されるものですね。




『生存本能』
という言葉も、
ふきは 聞き覚えがあります。





生物が、
誰に教えられたわけでもなく
生まれついて持っている

「生き残る」ための
様々な知識(?)の
ようなもの…


だったはずです。




そして、
われわれの身体の
構成物の1つである
『 脳 』


私たちの 意識の源
である「脳」も、

DNA によって
作られたもの
です。




すると 当然、
われわれの脳 も、

「自分が 生きのびられること」
「自分が 長生きできること」

を、価値のあること


つまり、
『しあわせ』として
認識するようにできている

と 考えるのが、自然です。




…え?

……え??

それって つまり…




人間さんや、

生物の皆さんが
感じている、

『しあわせ』正体 って…




とまどう ふきたちに、
ミューラー
深く うなずきました。




そうです。


一見すると
多種多様・さまざま で、

『 人それぞれ 』などと
言われている
「しあわせ」ですが…




実のところ、

DNA の 基本概念である
「生存本能」に 合致したもの

『 自分の生存確率を
向上させるもの 』

に 対して抱く感情に
すぎなかった…




その「正体」は、

『 生存本能という
たった1本の
「幹」から のびた、


「さまざまな 枝葉」』
に すぎなかったのです。




  




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『生物は、
「DNA の 奴隷」?』




ミューラーの この言葉に、

ふき は しばらく
ポカーンとしておりましたが…


  



じょじょに頭の中に
ミューラー の言葉が
しみてくる
と、

今度は、猛然と
怒りだしました。





ぼ ぼ ぼ 暴論だっ !!!


『 自分が生きのびる事だけが
目的 や しあわせ 』

だなんて、


人間は そこまで
愚かじゃないよ !!




そんな 身勝手な思考しか
できないなんて、

まるで、
「ただの動物」
みたいじゃな…



ああん !?




「ただの動物」の 白猫ネック が、

ふき を ギロリと
ニラみ上げました。




ミューラーも、めずらしく
厳しい目で ふき のことを
見つめています…








え… い、いや…

だって……


僕ら 高度な人間 が、
まるで 単なる
『 DNA の 奴隷 』
みたいに 言われちゃうと… さ…




い、いや、

「高度」っていうのは
偉そう かもしれないけど…

で、でも… でも…




弁解するにつれて、
ふき は だんだん
半泣きになってきてしまいました…




すると突然、

ネック
「してやったり」といった顔で、
ニヤリと ほほえんだのです。






ね、やっぱ ふき のやつ、
言ったでしょ?

『俺ら人間だけは 違う!』
って。


こいつは まだまだ、
こーゆう
思い上がったとこ
が あんのよ。




うーむ…

さすがは、私たちより長く
ふきくん と 暮らしている
ネックさん ですね。


私は、ふきくん は、
スンナリ 納得してくれる
思っていたのですが…




ただ、

こちらのほうが 私も
「解説の しがい」
があるので、

楽しいと言えば
楽しい展開ですよね。




どうやら ネックたち は、

ふき の こうした反応を、
ある程度 予想していた ようです。





頭に血がのぼって
放った一言で、

ネックたち を
怒らせてしまった
かと
うろたえた ふき は、


安心感で 気がぬけて、
その場にヘナヘナと
座りこんだのでした。

  




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『「真理」を知らないまま
すごす人生は、
ただの「浪費」でしかない』




そんな ふき に、

ミューラー は やさしく
こう言いました。




ふきくん、

「 自分だけが 生き残ろうと
すること 」


『 自分の生存確率を
上げようとすること 』
は、

決して「愚かなこと」では
ありませんよ?




むしろ、
この「事実」を
『 愚かなこと 』だと
決めつけ
て、

無理に
そこから 目をそらして
生きてしまっている
からこそ…




今の世の中の
多くの人間さんたちが、

一見「人並み」の
生活を送りつつも、


実は、
本来の『しあわせ』や
『生きる意味』を
見失なったまま…




心の底で
もがき苦しみながら、


大切な人生を
『浪費』し続けている

のではないでしょうか?





ふき は まだ、

言われている意味が
いまいち 分からず、
アゼンとしています。





トンビ紳士は、
そんな ふき の両肩を、
自分の両方の羽根で
ポンポンと やさしくたたき、


力強い笑顔で
こう 宣言しました。





それでは こうしましょう、
ふきくん!


本当に
『 DNA の 真理 』
正しいかどうか
証明するために…




ふきくん が
先日まで主張されていた
「しあわせ」
を、

『 生存本能 』
照らし合わせて 検証

してみようではありませんか!




「真理」というものは、
『 数学などの 方程式 』
と 同じ
です。


さまざまな値
その式に入れてみて、
矛盾が発生しない ことを
確認して はじめて、

『まさしく 真理である』
と 言えるのです!





「この話が できることが
うれしくて たまらない!」


という様子の ミューラー
誘われるまま、


こうして ふき
「しあわせ」探求の討論 は、

思わぬ方向へと
走り出したのでした。


  

  






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