サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第8章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」1』
生物滅亡の原因は『自然災害』?


■ 生物滅亡の原因は、
『自然災害』?(4/5)


『地震や 火山が 引き起こす、
甚大な被害』





さて、

今まで いろいろな
自然災害 について
考えてきましたが…

わが国において、
『特に忘れてはならない
身近で重要な 災害』

があります。





それは…

『地震』
『火山の 噴火』

です。



  





最近の人間さんたちの
お住まいは、

かなりの「耐震性」
そなえているそうですが…





それでも、
『巨大地震』が 来れば、

数百から 数千…

ときには、
数万もの人々が、
命を奪われてしまいます。





「建物の倒壊」
「土砂崩れ」で、
押しつぶされてしまう人…

「溶岩」「火砕流」による
被害を受ける人…

「津波」に 流されて
亡くなられる人もおります。





もちろん、

人間さん以外の
生物たちにも、


甚大な被害が 発生
することは
間違いありません…





ふき は、ミューラー
話を聞きながら、

何年か前に この国で起こった、
『1000年に 一度』クラスの、
未曽有の大地震
のことを
思い出していました。






ふき の 住んでいる街は、
震源から かなり離れていましたが、

それでも、震度5強
大揺れを観測し、

本棚などが倒れる など、
部屋の中が大変なことに
なってしまいました。



街中の電車が止まり
多くの人々が、会社から家まで
何10キロも歩いて
帰宅したものです。



震災後しばらくは、
流通が ほとんどストップ
してしまい、

近所のマーケットや
コンビニの 商品棚が
スッカラカンになった恐怖
を、

ふき は、昨日のことのように
思い出すのでした…







もちろん、
より 震源に近い地方では、

ふきの 住む街 以上の
甚大な被害が発生
しました。



『 津波 』によって、
海の近くに住む多くの人々が、

一瞬にして、家屋や命を
失ったりもした
のだとか…

 



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『火山の噴火によって、
生物の暮らしは 大打撃を受ける』





あたし、
聞いたんだけどさ。

「富士山」ってやつも、
実は 火山 なんでしょ?




ネックの 質問に、
ミューラーが うなずきます。





その通りです。

「富士山」は、
今でも 多くの人間さんたちが
登山を楽しまれている、

わが国 自慢の
最高峰 なのですが…





実は、

過去に何度か、
『噴火』を起こしていた

という記録があるのです。





そのたびに、
火山灰が 風にのって、

富士山から 東の方面
大きな被害…

『大飢饉』(だいききん)
などを 引き起こしていた
そうです。





「だいききん」?





『食べ物が とれなく
なってしまう』

事態のことです。


空中に舞った
「火山灰」のせいで、

植物が灰に埋もれて
枯れてしまったり

するわけですね。





そもそも、
植物が育つために必要な
「太陽光線」も、


灰に さえぎられて
弱くなってしまいます。





その結果、

植物を食べて生きていた
動物たちも、

お腹を空かせて
バタバタと死んでしまい…





すると 当然、
人間さんたちも、

「野菜」も「家畜」も
食べられなくなって、


どんどん 亡くなって
いってしまう…





そんな
恐ろしいサイクルが、
何年も 何年も、
続いてしまう事態…


これが
『大飢饉』です。






そういえば 海外には、

噴火によって
無くなってしまった都市

も あったそうですね…





かみね は、

以前 スマホ(みたいなもの)で
調べ物をしていたときに
たまたま見つけた、
昔の都市の話 を 思い出しました。





『 ポンペイ 』ですね?

1世紀ごろのローマにあった、
人口2万人ほどの この街は、

火山による『火砕流』
などによって、


ほとんど一夜で
壊滅状態に なってしまった

のだとか…





もちろん、
昔の話ですし、

都市が壊滅したとはいえ、
実際には 生き残った方々も
一部には いたとも
思われますが…





火山の 凄まじさ
物語るうえで、

忘れてはならない
歴史の一幕

だと思います…




  



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