サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第8章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」1』
生物滅亡の原因は『天体衝突』?


■ 生物滅亡の原因は、
『天体衝突』?(1/2)


『大隕石が、地球生物を
絶滅寸前に 追い込んだ』


執筆日 2018年 09月23日   最終更新日 2021年 01月14日





先日、
氷河期の 話の中で、

恐竜さん について
少し ふれましたよね?




ミューラー
たずねられて、
ふき は うなずきました。





今より暑い時代の地球で
生きていた、

ある意味、
人間たちの「先輩」
あたる生物です。





恐竜さんたちは、
『中生代』と 呼ばれる時代…

今から だいたい、
2億5000万年前から
6500万年前ぐらいまで
の、

「約2億年」に およぶ
膨大な期間、

地球上で最も
勢力のある生物
でした。





そんな
恐竜さんたちが、

今から 6500万年ほど前に、
絶滅に等しい
「大激減」に 陥りました…





その原因については、
諸説ありますが、

中でも 最も有力なのが
『 隕石 衝突 』説 です。





この話は、ふき
聞いたことがあります。


今でいう メキシコ国の
ユカタン半島 の 辺りに、

巨大な隕石
落下したのだとか…

  





このときは、

直径 10〜15キロメートル
にも およぶ小惑星
が、

地球に激突したと
言われています。





その衝突の 衝撃は、

マグニチュード11 規模…
(2011年に起こった
「東日本 大震災」の 1000倍)



高さ 300メートルもの
超々巨大津波
が 発生したと
考えられています。





その結果、

地表は 大荒れ、

粉塵で 太陽光線は
さえぎられ、

火山活動が活発化

するなどして、

気候が激変 し…





数多くの生物たちが
死に追いやられた
のです…



  







この事件の
あった時期を、

中生代(恐竜の時代)
新生代(約6500万年前から現代まで)
の 境目という意味で、

『 K-Pg 境界 』
と 呼びますが…





実に、地球上の生物の
99% が 死滅

したと言われる、

地球の歴史上、
最大規模の大異変

だったようです…





99% !!??

  




ふきたち が 絶叫するのも
無理ありません。


99% といえば、
ほぼ 100% …



この事件のときに、
地球上から生物が
消滅していた
としても、

少しも不思議ではない
という事です。





隕石の大きさが、
直径 10キロメートル以上
だなんて…


この国で一番大きい お山は
「富士山」ですけど、

それを 3つも4つも
重ねた大きさ
だった
ということですか??





かみね の 言葉に、
トンビ紳士が うなずきました。





その通りです。

実際には、物体には
「タテ・ヨコ・高さ」

がありますから、

小惑星が 富士山と
まったく同じ「形」を
していた場合…





その 3〜4倍の
「直径」をもつ物体は、

27〜64倍 にも及ぶ
『質量』を持っていた

ことになります。





それはつまり、

ある日 突然、
空の彼方から、

『 富士山 30〜60個分ほどの
超々々重量の塊 』が、
墜落してきたも同然
です。






それは、
「地獄」という
言葉すら生ぬるい、


まさに
『 この世の 終わり 』
そのものの光景
だったことでしょう…




しかし このとき、
星好きふき は、

そんな 地獄の歴史に
震えあがりつつも、

ふと「ある事」
気がついたのでした。





【下へ 続きます】



【広告】

 





[章の 目次 に戻る]