サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第8章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」1』
生物滅亡の原因は『太陽』?


■ 生物滅亡の原因は、
『太陽』?(1/3)


『あまりに巨大で、偉大な太陽』


執筆日 2018年 10月05日   最終更新日 2020年 05月03日





『 太陽 』
…と 言ったら、

ふきくんは、
どのようなイメージを
持っておいでですか?




ミューラー
唐突な質問に、

ふき は 首をかしげました。





どのようなって…

まあ、
「あたたかい」とか
「恵み」とか…





『 源(みなもと)』
って 感じだよね。

あと、
『 不変 』かなぁ…





あたしは 好きだよ?
太陽。

夏は 暑苦しくて、
ちょっと 困るけどね。




ネック
そんなことを言いながら、

ガラス戸から
サラサラと入ってくる
春先の日差し の中で、

気持ちよさそうに
ゴロゴロしています。



日の光 をあびた
ネック の 白い毛は、

驚くほどキラキラと
かがやき、

まるで 「光の塊」が
話しているように見えます。







一方 かみね は、
例のごとく
ネット検索をはじめて、

驚きの声をあげました。




大きいのですねぇ、
太陽さん。

直径は、わたしたちの
地球の 109倍


体積にして、
『地球 130万個分』

ほども あるそうです。





これだけ大きくて、
すごいエネルギーを
放っているから、

1億5000万キロメートル
も 離れている
のに、

こうして 地球を
あたためてくれて
いるのですね…




ミューラー が、
うなずきました。




はい。

なにしろ、
地球の 11倍もの直径 を持つ、
「木星」ですら、

その直径は、
太陽の 10分の1 しか
ありません。





つまり
太陽系で一番大きい惑星
である「木星」
をしても、

太陽との 体積の差は、
実に 1000倍もの
歴然とした違い

あるわけです。





これだけの
圧倒的な質量を
持ちあわせているからこそ、

われらが太陽は、

木星をはじめとする
太陽系内の物体たちを、
「自分の引力の周囲内に
包み込んでおくことができる」

わけですね。






木星の直径は、
地球の 11倍
で、

体積は 1300倍もある
というのに、


「太陽」は、
その木星の
さらに 1000倍も
大きい
とは…




先日環境破壊
話をしたとき、

われわれの住む地球の
巨大さ
を実感した
ふき でしたが、


その 地球すら、

太陽系の中では
ケシツブのごとく
小さい
のです…



ふき は、頭が
クラクラしてきました。










太陽の偉大さ は、

その「巨大さ」だけでは
ありません。




ミューラー の 太陽賛歌は、
さらに 続きます。




その巨体から
惜しみなく放たれる
膨大なエネルギー
の おかげで、

この 極寒の 宇宙空間
の 中でも、

私たちの住む「地球」には
適度な ぬくもり
降りそそぎ…





今も我々は
こうして、

生命活動を続けることが
できている
のです。



  





それでも、
「地球が 受け取っている
太陽のエネルギー」
は、

太陽全体から
放射されているものの、

わずか『20億分 の 1』
すぎないそうです…





もはや 驚嘆するばかりの、

超絶な エネルギー量
と 言えるでしょう。





…と、ここまでは

太陽の素晴らしさを
称えていた
ミューラー でしたが、


ここへ来て その表情が
少し 曇りました。






【下へ 続きます】



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