■ 滅亡の原因は、『太陽』?(1/8)





『 太陽 』 …と 言ったら、

ふきくんは、
どのようなイメージを
持っておいでですか?



ミューラー
唐突な質問に、

ふき は 首をかしげました。




どのようなって…

まあ、「あたたかい」とか
「恵み」とか…


『 源(みなもと) 』 って
感じだよね。

あと、『 不変 』かなぁ…




あたしは 好きだよ? 太陽。

夏は 暑苦しくて、
ちょっと 困るけどね。




ネック
そんなことを言いながら、

ガラス戸から
サラサラと入ってくる
春先の日差しの中で、

気持ちよさそうに
ゴロゴロしています。



日の光をあびた
ネック の 白い毛は、

驚くほどキラキラと
かがやき、

まるで 「光の塊」 が
話しているように見えます。





一方 かみね は、
例のごとく
ネット検索をはじめて、

驚きの声をあげました。




大きいのですねぇ、
太陽さん。

直径は、わたしたちの
地球の 109倍

体積にして、
地球 130万個分
ほども あるそうです。




これだけ大きくて、
すごいエネルギーを
放っているから、

1億5000万キロメートル
離れているのに、

こうして 地球を
あたためてくれて
いるのですね…




ミューラー が、
うなずきました。




はい。 なにしろ、
地球の 11倍もの直径を持つ、
太陽系で一番大きい惑星
である 「木星」
ですら、

その直径は、
太陽の 10分の1 しか
ありません。


つまり 太陽と木星には、

体積にして 1000倍もの
歴然とした差

あるわけです。




これだけの
圧倒的な質量を
持ちあわせているからこそ、

太陽は、木星をはじめとする
太陽系内の物体たちを、

その引力で 自分の周囲に
包み込んでおくことが
できる
わけですね。





木星の直径は、
地球の 11倍で、

体積は 1300倍も
ある
というのに…

太陽は、その木星の
さらに 1000倍も大きい
とは…



先日、『 環境破壊 』
話をしたとき、

われわれの住む地球の
巨大さを
実感した
ふき でしたが、

その 地球すら、
太陽系の中では
ケシツブのごとく小さいのです…




ふき の 頭は、
クラクラしてくるのでした。








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