サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第8章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」1』
生物滅亡の原因は『太陽』?


■ 生物滅亡の原因は、
『太陽』?(3/3)


『太陽が将来、地球にもたらす、
「確実で壊滅的な被害」とは?』





さて…

ここまで お話しした
『 強力な 太陽フレア 』
発生の可能性は、

どちらかといえば
「近い将来に 起こりうる
可能性のある話」

です。





その意味では
恐ろしくもありますが…

一方で 太陽フレアは、
「必ずしも 絶望的という
わけではない現象」…
という 見方もできます。





たしかに、ミューラーの
言う通りです。





たしかに
強力な 太陽フレア
の 発生は、

電気機器などが
多大なダメージを与え、

多くの生物に 放射線障害を
与える
かもしれません。



しかし、
だからと言って、

それで 即座に
生物が滅亡するか…?

というと 疑問です。

( もちろん、太陽フレアの規模 にも
よると思いますが… )






ところが 逆に、

「近い将来」ではなく、
『遠い未来』

今から
何10億年か 未来

にまで 視野を広げると…





太陽が この地球に、
『確実で壊滅的な被害』を
もたらしてしまう

ことが、

実は すでに
予測されてしまって
いる
のです…



  




ミューラー の 言葉に
仰天しつつも、

星好きの ふき
ピンと来ました。




『 赤色巨星 』ですね?

太陽みたいな恒星が、
死ぬ間際に ものすごく
巨大に ふくれあがって、

近くの惑星を
飲み込んじゃう

っていう…





ネックかみね が、

ちょっと感心
したような視線を
ふき に 向けました。

 




ミューラー
うれしそうに
うなずきつつ、

しかし、少し
訂正を加えました。





はい、たしかに太陽は、

今から 60億年ほど経つと、
赤色巨星化
し、

水星や金星を
飲みこむほどに
巨大化 してしまい…





その頃には この地球も、
巨大になった太陽の影響で
異常に高温化
して、

生物の住めない星に
なってしまう

考えられています。



 






ただ、

実は それより
ずっと早い時点で…

『別の理由』によって
地球は、


「太陽の影響」で
生物の住めない星に
なってしまう
そうです。





別の理由…?









【広告】

 


『10億年後の 太陽エネルギーは、
この地球上から
水を消し去ってしまう』





はい。 実は 太陽は、

ごく少しずつでは
ありますが、

その 放射エネルギーを
年々 増してきている

のです。





そのスピードは
だいたい、
『1億年に 1%』
程度です。


これは一見、
非常に小さい
数字に思えますが…





この影響で 地球は、
今から 10億年後
ぐらいには、


水が枯渇した星と
なってしまう
のです…







10億年後の 地球には、

『水が無い』!!??

  





子供のころに読んだ
星の本で、

40〜50億年後ぐらいに
太陽が「赤色巨星」化してしまい、
地球が住めなくなってしまう

ことは知っていた
ふき でしたが…



まさか、それより
はるかに早い段階で、


今と 大して変わらない
太陽のまま、


地球が 住めなく
なってしまう
とは…



この話は、

ふき には
非常に大きなショック
でした。







これは、難しい言葉で
言いますと、

『 ハビタブル ゾーン 』
という、

「生物にとって快適な、
太陽からの距離」


変化してしまうために
起こる事態です。





太陽からのエネルギーが
どんどん強く
なっていけば、

相対的に、
「ハビタブル ゾーン」は
今より 遠い位置へと
移動していきます…





すると 地球は、

ハビタブルゾーンよりも
太陽に近い惑星
に、

「結果的に なってしまう」
というわけなのです。





「ハビタブルゾーン」が
変化してしまうことで、

僕らの「地球」が、

「現在の 金星 や 水星」
みたいな立場の惑星に
なっちゃう
わけか…




ふき は、

なにか 絶望的な気持ちで
この話を聞きました。



あんなに あたたかい恩恵を
与えてくれている太陽
が、

将来的には この地球を、

人の… 「生物」の住めない
灼熱地獄に変えてしまう

なんて…




ガラス戸から見えている
太陽の光が、

一瞬 ジワリと強く
なったような
気がして、

ふき の 体は

逆に ズーン… と
寒くなるのでした。








一方 ネック は、

「そんな未来のことなんか
知らないもんね」

という 顔つきで、

大きなノビを1つして、

おだやかな
春の日の光の中で、
まどろむのでした…


 





私たちの地球を
生んでくれた「太陽」が、

その地球を
『 生物が住めない惑星 』
にしてしまうまで、

リミットは 10億年
です。


私たちの子孫は、
望む・望まないに
かかわらず、

10億年以内には
この母なる星を
「巣立つ」宿命にある
のです…


【下へ 続きます】



【広告】

 





[章の 目次 に戻る]