サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第8章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」1』
生物滅亡の原因は『他天体からの影響』?


■ 生物滅亡の原因は、
『他天体からの影響』?
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『もし 他の恒星が、
太陽系に近づいたら?』


執筆日 2018年 10月22日   最終更新日 2021年 04月25日





そういえば 以前、

小惑星の 地球激突
の 話をしたよね。




ふき の 言葉に、
かみね が 心配そうな顔で
うなずきました。




「超巨大な岩石が 地球に激突」
することで、
生物が絶滅する
かもしれない…


という、
怖い お話ですね?





うん…

たしかに
『直径 10キロもの 岩石』
なんて、

僕らの感覚からしたら
想像もできない
巨大さだよね…





たださ。

どんなに「巨大」って
言っても、

あれは 結局
「小惑星」に すぎない
わけじゃない?





どーゆー事よ? ふき

もっと デッカイもの
降って来るバアイも
あるってわけ?




ネック の 言葉に、
今度は ふき
うなずきました。





うん。 たとえば、

僕らの住んでいる、
この「銀河系」には、

『恒星』… つまり
「太陽みたいな星」が、

だいたい 3000億個 ぐらい
あるって言われて
いるんだけど…





3000億個
ですか!?




かみね が、
あまりの数字の膨大さに
悲鳴をあげました。





だとしたらさ…

そのうちの1個が、
「ある日 僕らの太陽系の中に
入ってきちゃう」
ってことも…

無いとは言えないんじゃ
ないかなぁ。





そんな物が
突っこんで来たら、

地球は 一体
どうなっちゃうんだろう?





相手は「10キロ程度の岩石」
なんてレベルじゃなくて、

直径 何10万キロ…
何100万キロ もある、
太陽と同じ『恒星』

なんだから…





青い顔をして
話しつづける ふき に、

ミューラー
このように応えました。





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『他の恒星が太陽系に入ってくると、
生物は 高確率で滅亡する』





たとえばですが、

「太陽と同じぐらいの
大きさの恒星」

太陽系内に入って場合…





とにかく、

大変な事態に
なってしまう

ことだけは、
間違いありませんね…





何しろ、

この太陽系の中心として
全体を支えている『太陽』と、
「同程度の重力」を
持った存在
が、

もう1つ 現れる
わけですから…





太陽系内の ほとんどの
惑星・衛星・小惑星などが、

外から入ってきた恒星の
引力に振り回され
て、

今までの軌道を
外れてしまったり、


他の星と衝突したり…





中には、

その恒星自体に
近づきすぎて、


飲み込まれてしまう
ものも あるのでは
ないでしょうか?



  





ふき は、

太陽系最大の惑星である
「木星」ですら、

太陽の 1000分の1 の
質量しかない
という話を
思い出しました。



これは、太陽を
「体重 60kg の人間」
に たとえた場合


自分の周りをまわる
最大の物体でも、
「卵1個」ほどしかない

という、

圧倒的なまでの差
なのです。





恒星の 強力な重力
の 前では、

われわれ生物の住む
惑星 や 衛星 など、

風に舞う枯葉のように
無力
なのです…





そうした重力の影響で、
地球が 現在の軌道…

『 ハビタブル ゾーン 』
の 範囲から
飛び出してしまったが最後、

われわれ生物が
長く生存することは
不可能
です。





いずれにせよ、

太陽系内の有様は
大きく変貌し、

地球の生物が
『滅亡』してしまうのは、
ほぼ 間違いない

と 思われます…





ミューラー の 話に、

ふきかみね は、
今まで以上に顔色を
深く青くしましたが…

  



それを見て、

トンビ紳士は あわてて
こう 付け加えました。






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