■ 資源やエネルギーが足りなければ、
そもそも「地球脱出」すら不可能(1/4)






さて、

「移住」に関しての
もう1つの問題点は…

『資源 と エネルギー』です。




ふきくん は、
漫画やアニメなどで、

船の事故などで、たまたま
『ヤシの木が1本だけ生えた
小さな無人島』

たどり着いた人が、

その島から脱出するために
悪戦苦闘する…


といった お話を
見たことがありませんか?





ミューラー の 唐突な質問に、
ふき は うなずきました。





さまざまな媒体で、

それと似たような
シチュエーションが
描かれてきたということは、

おそらく 昔から定番の、
舞台設定の1つ

なのでしょう。




そうした物語では、
だいたい漂着者は、

まず、すきっ腹を満たそうと、
『ヤシの実の採取』に挑みます。



地面の石をひろって、
ヤシの実に当てて
落とそうとするなど、
あれこれ試行錯誤…


ようやく
実が落ちてきたと
思ったら、

それが頭に直撃して
目を回したりします。




ヤシの実で
お腹がふくれたら、

今度は
「無人島からの脱出」
に挑戦
です。


ヤシの葉を燃やして
ノロシをあげ、

近くを通る船に助けを求めて
無視されたり…



ヤシの木を
弓のようにしならせて、
その反動で 自分自身を
矢のようにして飛び立つも、

大した距離も行けず、
近くの海面に落下した挙句、
サメに追われて
半狂乱で島に帰還したり…



木を加工して作った船で
航海に乗り出すも、

すぐに穴が開いて
サメに追われて
半狂乱で島に帰還したり…




子供だった ふき は、

お腹を抱えて大笑いした
記憶があります。






…でも、

ミューラー
どうして急に、

そんなことを
言い出したのでしょう?


  






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