■ 資源やエネルギーが足りなければ、
そもそも「地球脱出」すら不可能(2/4)






考えてみれば
我々「生物」は、

そうした お話
に出てくる
『漂着者』のようなもの

かもしれませんね…




ど、どういう事
でしょうか??




当然の疑問を口にした
かみね に、

ミューラー は、
しみじみと語りました。




『今 自分のいる島の中の
限られた資源を使って、


別の島や大陸に
辿りつけなければ、


やがて、その島の
資源が尽きたり、


その島自体が
住めなくなったときに、


いやおうなく、死(滅亡)に
いたってしまう存在』…


という事です。




漂着者は、ヤシの木を含む
「島にある さまざまなもの」を、

「食料」や 「船の素材」として
最大限に活用し、
別の島に移らなければ、

島自体が 津波などで
住めなくなると同時に、

生き延びることが
できなくなってしまいます…




それは、私たち
「地球生物」も同様です。

この地球や
太陽系の中にある資源を
最大限に活用
しても、

別の恒星系に
移住できなかった
場合、

この太陽系の中で、
ただ 滅亡を待つだけの存在

に なってしまう事でしょう…




ミューラー が、
「移住」が成功するかどうか
の要因として、

『資源 と エネルギー』
を挙げた理由が、

ふき にも
理解できてきました。




将来、僕ら人間の「科学技術」
どんなに進歩しても、

『資源やエネルギー』が
それに 足りなければ、


実行しようが無い…

という事ですね?




ミューラー が、
深く うなずきました。









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