サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第11章『人間は、地球最後の「はかない希望」』
地球生物が 生き残るために、
『しあわせ』を どう活用するか?



■ 地球生物が 生き残るために、
『仕事』を どう活用するか?
(2/3)


『あなたの今の仕事は、
「社会・文明の発展」にとって、
本当にプラスですか?』





さて、

ここで 1つ
注意しなければならない
ポイント
が あります。




ミューラー
あらたまって、

こんな話を 始めました。





これまで
お話してきた通り、

「仕事」は、
『社会に直接 かかわれる
重要な行為』
です。


ですが…





その かかわりが
『人類の文明の発展にとって、
プラスになっている』
かどうか
は、

また 別問題
だという点です。





ふきたちも
ハッと 思い当たりました。

  



ミューラー
これまで何度となく、

『仕事は、
それに就いているから
「しあわせ」なのではなく、
「その内容」こそが 重要です』


と 語ってきた理由は、

まさに
ここにあったのです。






でも…

自分の仕事が
『文明の発展』に
プラスになっているか
どうか
なんて、

簡単には
分かりませんよね?





ふき の 戸惑いに、

ミューラー
うなずきました。





その通りです。

そんな事を
キチンと考えながら
働いている人間さん
は、

本当に 一握り
でしょうし…





こうして

『地球が住めなく
なってしまう前に、
宇宙に旅立てるような
文明を手に入れること』


という 目標
ハッキリした状態でも、

簡単には 答えは
出せない
でしょう…





ただ…





ただ?





『そうした事を 日々、
意識して 考え始めてみる』

ことこそが、

今の人間さんたちには
必要
なのでは
ないでしょうか?






『考え始めてみること』

  



その言葉を
つぶやきつつ、

ふきたちは あらためて、
トンビ紳士の顔を
見つめました。





今までは、ただ
『自分が 生き残るため』
に…


気付かないうちに
「DNA の 生存本能」
振り回されて、
「私たち動物と 大差ない」まま…


ただ『目先の仕事を
こなしていただけ』
だった
多くの人間さんたちが、





『地球で永遠に
暮らし続けることは
できない』
という
現実と 向き合い

『自分たちのDNAを
遺したい』
という、
生物としての本目的に
素直になって





自分たちの人生の
大半を消費する
『仕事』という行為

について、

真剣に 考え直した とき…





『本当の 仕事の意味』

『今後 取り組むべき
仕事の方向性』
が、

多くの人間さんたちの目に、
おぼろげながらも
見えてくる
と思うのです。





「地球で永遠に
暮らすことはできない」

という 事実に向き合って、

ようやく はじめて、
スタート地点に立てる…


という事ですね?





ミューラー
うなずきました。





その通りです。

『「未来」に 向けて、
文明の発展に貢献できる
仕事を見出す』
ためには、

まずシッカリと、
そのスタート地点に立ち、

歩きはじめてみる
(考え始めてみる)





『次に やるべき事』は、

その先にしか
見えてきませんし…





歩き出すことで

自然に、
眼前に 浮かび上がって
くるもの
だと
思うからです。




  






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