サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第11章『人間は、地球最後の「はかない希望」』
地球生物が 生き残るために、
『しあわせ』を どう活用するか?



■ 地球生物が 生き残るために、
『友人・知人』を
どう活用するか?


『友だちの存在が、
自分の行動と可能性の
幅を広げてくれる』


執筆日 2020年 08月20日   最終更新日 2020年 08月20日





次は『友だち』か…


これは
『人類の文明の
飛躍的な発展』

にとって、

相当に重要な要素
だよね。





おおっ、

分かりますか
ふきくん。




ミューラー は、

とても うれしそうに
ほほえみました。





だって、

僕が どんなに努力して
能力を上げていった
としても、

個人で できることや
学べることには
限界がある
もんね…





ゲームの
「アイディア」
出せても、

「プログラム」「絵」
「音楽」までは
とても 手が回らないし…





星を見るのは好きだし、

こうやって
『宇宙の 終わり』
についても認識したけど、

その宇宙に飛び立つ
宇宙船や、コロニーなんかを
設計・製造する技術
は、

当然、カケラも
持ってない





そんなふうに、

世の中全体から見れば
「少量で片寄った、何かの能力」
を 持つので 精一杯 なのが、

僕ら『個人』
なんだなぁ… って、





最近になって、

つくづく
分かってきたよ。





でも、
そんな あんたに、

『あんたとは別の
能力を持った、
信頼できる友だち』

が いれば、

話は変わってくる よね。





ネック の 言葉に、

ふき
うれしそうに
うなずきました。





そうなんだ。

僕1人じゃ 形にできない
アイディアも、

賛同してくれる
仲間や同僚
がいれば、

「ゲームとして形にできる」
かもしれないし…





「宇宙開発」
たずさわっている
友人・知人がいたら、

彼らに
『地球脱出の 重要性』
より正確に
理解してもらうことで、

そうした方向にも、
開発を検討してもらえる
かも
しれない…





「自分のために働いてくれる
都合のいい人間」
とか
そういう意味じゃなくて、


『類似の価値観に向かって
いっしょに歩いていける
可能性が高い人間(友だち)』

が いてくれる事で…

『同じベクトルを持った仲間』
が いてくれる事で…





結果的に、
自分自身の
「できる事」
に、

ググッと 広がりが
出来てくれること
が、

うれしいんだ。





その「ベクトル」
というのは…





もちろん!

『「宇宙の終わり」を
視野に入れた、


僕らの DNAの
生存確率の向上』


…だよ?





ふき の 言葉に、

ミューラー
腕組みをしたまま

何度も うれしそうに
うなずきました。



 









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『人類が「1つの巨大な思考生命体」
となる日を目指して…』





『地球生物たちが、
この地球から旅立つ』



そこに至る
「方法・手段」は、
多種多様にある

思われます。





しかし、
それが『実現』
できるか どうか
は、

たくさんの
「本当の意味での 友だち」
に 恵まれ、

「自分の意志」を
正確に伝達
できる…





ごくごく ごく限られた
少数の人間さん の、

不断の努力に
かかっています。










人間さんたちが、

「人間」という種として
生きる
ようになってから、
200万年以上


文明的な暮らしを
見出して
から、
すでに 数万年
経っていると言われますが…





いまだに、

『人類の 社会的な統一』
には、
至れておりません。





しかし、それを
成しえないかぎり、

『地球規模の、飛躍的な
文明の向上』
や、

『長大な宇宙航行を
可能にするだけの
超文明への到達』
は、

夢また夢 でしょう…



  






「カルト」のように

『人の思考を、都合よく
画一化』
したり、

『人を無思考にする』
などして、

いつわりの団結に
陶酔する
のではなく…





個々人の細かい価値観は
バラバラ
のままでも、

『生物滅亡』という
「人類共通の危機」

に 対して、

全ての人間さんたちが
思考し、結束し、
協力し合って
いけたら…





そのときこそ人類は、
「本当の仲間」として…

『1つの巨大な
思考生命体』

として、

機能するように
なるのかもしれませんね。






それが 結局は、

僕ら「人間」そのものの
生存確率を向上させる、


最も確実な方法 でも
あるんだものね…






『個人の欲望』
(生存欲求)
を トコトン追求したら、

『他人との協力』
不可欠となり…


協力によって
生まれた力(文明)
が、

結果的に
『個人の欲望』(生存欲求)
を 満たしていく





考えれば考えるほど、

不思議で 見事な
ルーチン
です。

 





世界中の人々が、

キレイ事ではない
真剣な願いから、

『友だち』として
つながる日…





そんな日の訪れを、

ふきは 夢見、

祈らずには
おれないのでした。



 

 






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