■ 滅亡の原因は、『自然災害』?(2/7)





なにしろ 台風は、

先ほど 「戦争」 のときに
お話しした 『 核兵器 』


それを はるかにしのぐ
エネルギー
を持った
自然現象ですから…




え!?

そ、そんな事はないでしょ、
ミューラーさん。

核兵器が爆発すると
街が消し飛んだりするけど、

台風で そんな被害は
出ませんよ??




ふき の 言うことも
もっともです。

しかし、ミューラー は、
首を横に振りました。




たしかに、
核兵器の破壊力は
甚大なものです。

ただ それは、
「狭い範囲に、短い時間だけ」
炸裂するものです。


一方で 台風は、
「広い範囲に 長い期間」
影響を与えつづける現象
です。




そのため、

一見すると前者のほうが
破壊力がありそうに
感じますが…


実は 「総エネルギー」
見てみると、

台風のエネルギーは、
核兵器の 数100万倍
にも 及ぶそうです。




ですから、
大きな台風になると、
その被害も甚大で、

たとえば 1959年に
近畿地方を襲った
『 伊勢湾台風 』 では、

5000人近い 人間さんたちが
亡くなられた
のだとか…




こんな 凄まじい現象が
毎年 当たり前のように
発生している、地球の表面…

ふき は、その巨大さに
茫然とするのでした。







「狭い範囲に影響する」
といえば…

大きな陸地のある外国では、

『 竜巻 』という現象が
頻繁に発生する
そうですね。




かみね の 言葉に、

ミューラー
うなずきました。




はい。

「竜巻」 は、台風に比べると
影響範囲は非常に
小さいのですが…


それだけに 威力が集中し、

自動車などの重たいものも
簡単に吸い上げてしまったり、

簡単に家屋を破壊して
しまったりするそうです。




台風と違って、
発生予想が
ほとんどできない
ので…

その意味では、

台風より恐ろしい面のある
自然災害
とも言えるのでは
ないでしょうか?




ある日、
突然 発生した竜巻で、

まったく予想も
しないかたちで
自分の家が破壊されたり、

命を奪われるかも
しれない
と 思うと、

ふき は 背筋が
寒くなるのでした…





以前は、アメリカなどの
大陸系の国だけの自然災害かと
思っていたのですが、

最近は この国でも、
発生が増加している
という話を

ニュースなどが
語っておりました。


決して 「他人事」 では
なくなってきている
のです…






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