サイト『生きる意味の「正体」教えてやるにゃー』
第9章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」2』
神話ではない、現実の『ノアの方舟』


■ 神話ではない、現実の
『ノアの方舟』(3/3)


『「DNA」だけを
別の星へ移住させる』





つまり、

「生物そのもの」を
宇宙船に乗せて
旅をする のではなく





各生物の「DNA」と、

「それを培養・復元する
ための機械」だけを
宇宙船に搭載
するのです。



  





これにより、

宇宙船内のスペースを、
かなり節約することが
可能
となります。





そして、

「移住先の星」に
落ち着くことができたら、

「運んできた DNA」
を もとに、

その星の物質で
生物たちを 復元・培養
し…





その星の上に、

かつての地球と
同様の生態系を、
再形成していく…


というわけです。





たしかに
その方法であれば、

最小限の荷物で、

地球の生物環境を
再現できそう
です。

 





しかし、
それは同時に、

『すでに 生きて
形のある生物たち』を、


滅びゆく太陽系に
置き去りにする

ことでもあります。

 





ふき は、

太陽系の中に取り残されて
死んでいかざるをえない、


自分たちの子孫や、
動植物たち
の姿…



それが あるいは
「自分自身」である可能性

も 想像して、

ゾッとするのでした…







…と 同時に、

同じ地球の仲間を
置き去りにして、

命(DNA)を つなぐために、

何10年もの長く寂しい旅に
おもむかなければならない
一部の人たち…



それが あるいは
「自分自身」である
可能性も想像して、

何とも言えない気持ちに
なったのでした…



  





「生き残る命を 選別する」

それは、あまりに悲しく
ツラい行為です。


しかし、
「今の人間さんたちの
文明レベル」のままでは、

その悲しい日は
必ず現実となって訪れます。



「今の文明レベルのまま」では…





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