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第9章『将来 100%滅亡する、われわれ「生物」2』→ 神話ではない、現実の『ノアの方舟』 |
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つまり、 「生物そのもの」を 宇宙船に乗せて 旅をする のではなく… | |
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各生物の「DNA」と、 「それを培養・復元する ための機械」だけを 宇宙船に搭載 するのです。 | |
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これにより、 宇宙船内のスペースを、 かなり節約することが 可能 となります。 | |
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そして、 「移住先の星」に 落ち着くことができたら、 「運んできた DNA」 を もとに、 その星の物質で 生物たちを 復元・培養 し… | |
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その星の上に、 かつての地球と 同様の生態系を、 再形成していく… というわけです。 | |
たしかに その方法であれば、 最小限の荷物で、 地球の生物環境を 再現できそう です。 しかし、 それは同時に、 『すでに 生きて 形のある生物たち』を、 滅びゆく太陽系に 置き去りにする ことでもあります。 ふき は、 太陽系の中に取り残されて 死んでいかざるをえない、 自分たちの子孫や、 動植物たちの姿… それが あるいは 「自分自身」である可能性 も 想像して、 ゾッとするのでした… …と 同時に、 同じ地球の仲間を 置き去りにして、 命(DNA)を つなぐために、 何10年もの長く寂しい旅に おもむかなければならない 一部の人たち… それが あるいは 「自分自身」である 可能性も想像して、 何とも言えない気持ちに なったのでした… |
「生き残る命を 選別する」… それは、あまりに悲しく ツラい行為です。 しかし、 「今の人間さんたちの 文明レベル」のままでは、 その悲しい日は 必ず現実となって訪れます。 「今の文明レベルのまま」では… |