■『品物』の 価値の、正体

『物を買うことは、
資本主義社会においては
「投票」と 同じ』


執筆日 2020年 04月04日   最終更新日 2020年 06月14日





次は、

「人類の知性の 向上」
意識しつつ、

『品物』から生まれる
「しあわせ」

考えるわけだけど…





これは あれかなぁ…


「自分や 周りの人々が
賢くなるような、
本 や 娯楽品 を
買ったほうが良い」


みたいな事 かな?





なんだか
アヤフヤな回答で、

ふき
自分で答えながらも
モヤモヤが 晴れません。




すると、

それを聞いた
ミューラー が、

面白い指標
示してくれたのです。





それも1つの
考え方ですが…

たとえば、
物を購入するときに、

「こんなふう」に考える
クセをつけてみる
のは
いかがでしょう?





『物を買うことは、
「投票」なのだ』


と。





と、投票??





人間さんが
「選挙」などで する、

あの 投票 ですか?





驚く ふきたちに、

ミューラー
ほほえみつつ
うなずきました。





はい、
その「投票」です。


ふきくんは、前回の
『お金』についての
話し合い
の中で…





『他人に お金を譲ることは、
自分の「自由度」の一部を
譲るに等しい』

ということを

ご理解いただいたと
思いますが…





ふきが うなずきました。







あのときは

「寄付」を 前提に
話しましたが、

なにも そのような
特殊なケースに
限らなくても…





人間さんたちは 日々、

『買い物』という
行為を通じて、


日常的に それを
行っている
ことは、
お気づきでしょうか?





言われてみれば、
その通りです。





「品物と 交換」
という形をとっているので
忘れがちですが、

たしかに 買い物 は、
『販売者である人間に、
自分の お金(自由度)を
譲る行為の1つ』
です。




しかし、

『投票』というのは、
どういう意味でしょう…?

 









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『資本主義において「買い物」は、
それを作っている人たちを
「応援」するのと同じ行為』





ご存知の通り、
資本主義社会においては、

『持っている お金の多さが、
その人の自由度の大きさに
つながります』。





誠実な物づくりを
されている
メーカーさんや
制作者さんたち
に、

多くの『票』(お金)
集まれば…





そのメーカーさんや
制作者さんたちの
社会的な自由度 も 増し、

さらに より良い品物を
作りやすくなる

事でしょうね…





ここへ来て、

ふき
ピンときました。





そうか!

僕らが、「丁寧な技術で、
世の中の利便性や発展に
貢献している企業の 品物」
を、

きちんと選んで
買うように 心がけて

いれば…





そうした方々の
開発力も上がって、

結果的に
人間さんたちの
世の中 そのものが、


もっともっと
『発展・向上』する

かもしれないわけですね。





考え無し
品物を買うんじゃなくて、

『社会の将来』も
視野に入れて 物を買う

ようにすれば、

「日常の買い物」すら、
『未来を作る1歩』に
できる
んだ…





意外と「身近」に
あるもんなんだね…

「世の中を 前進させる1歩」
ってやつも さ。





ふきたちの 気づきに、

ミューラー
うれしそうに、
何度も うなずいています。





もちろん、
人間さんたちとしても、

暮らしの中で
自由にできる お金は
決して多くありません
から…





いつもいつも
『がんばっている
1流の企業の品物』
ばかり 購入(投票)

するのは

さすがに
困難 だと思います。





ふき が、苦笑しつつ
うなずきました。







でも、

最初から「何も考えず」に
買い物をする
のと、

可能な範囲で
その商品の製造元などを
確認しつつ 選んで買うよう
「努力する」
のとでは、

両者は明らかに
異なります。





「いつも」でなくても
良いのです。

日々『できる範囲で』
そうしたことを
心がけておく
だけでも、

人間の皆さんの
『良い作り手を 見抜く目』
少しずつ 養われて
いくでしょうし…





何より、
自分の大切な お金(自由度)を、
『自分の納得する相手に 譲れた』…

『未来』を作るための
手助けにできた…


という 達成感
日常の中で
積み上げていくことは、





ご本人にとっても
「しあわせ」であり、

この 世界にとっても
『生物の知性が 発達しやすい
社会づくりの、
小さくても たしかな1歩』

となるのでは
ないでしょうか?






品物を「買う」
という行為は、

きちんと考えて
向き合うことで、

単なる 自己満足 ではなく、

『自分と社会の、
未来への投資』

につなげる事もできる…






ふきは 明日から…

いえ、今日の買い物から、

品物に貼ってある
ラベルを読むなどして、

最低限 メーカー名だけでも
確認していこう


心に決めるのでした。




その品物を
作っている人間・会社が、

『自分の 自由』を
譲るに ふさわしい相手
かどうか
を、

見極められる人間に
なれるように…





  






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