■ あんた、「霊」なんか
信じてるんだ?(2/10)

『霊・あの世・生まれ変わり の矛盾』





たしかに、

仏教などの
一部の宗教には、

『輪廻転生』
(りんね てんしょう)

という 概念があります。





生物が死ぬと、

その中に宿っていた「霊魂」
(心のようなもの)が、
体から抜け出ていき、

「あの世」などと
表現される別世界に
しばらく滞在した後…





ある日、
何かのキッカケで、

再び 現実の世界に
「別の生命」として
『生まれ変わる』

という 考え方です。





これは ふき
聞いたことがあります。





『前世』(ぜんせ)
『来世』(らいせ)
などという言葉も、

今 生きている自分から
見たときの、

「生まれ変わる前のとき」
「次回 生まれ変わるとき」
あらわす言葉です。





『そういう言葉が、
世の中にある』

という事は、

やはり
「霊」や「あの世」、
「生まれ変わり」なども
実在する


という事
なのでしょうか?





かみね の 問いに、
ふき も、

「言われてみれば
たしかに…」


と 考え込んで
しまいました。






ところが、
ミューラー は、

ちょっと ほほえんで
こう答えました。





かみねさん。

「言葉があるから 存在する」
というのは

必ずしも
そうではありません
よ?






なにしろ、
世の中には、

『無』という言葉がある
のですから。





あっ!

  






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